国内の「遠隔診療プラットフォーム」について調べてみました。

2015年8月10日、遠隔地にいる医師と患者を情報通信機器でつないで行う診療、いわゆる「遠隔診療」の解釈に関する新たな通達を厚生労働省が発表しました。この通達では、患者側の要請に基づき患者側の利点を十分に勘案した上で直接の対面診療と組み合わせて行われるときは、遠隔診療でも差し支えなく、直接の対面診療を行った上で遠隔診療を行わなければならないものではない、ということが改めて確認されました。  


その通達を踏まえた上で遠隔診療サービスの国内市場規模は、2016年度の77億5000万円から、2020年度には2.5倍の192億円に成長するとシード・プランニングは発表しました。遠隔医療関連サービスに占める遠隔医療、健康相談サービスの割合は、2016年で遠隔医療が約30%、健康相談サービスが約70%と推定。年々遠隔医療が増えいき、2020年には遠隔医療が40%、健康相談サービスが60%になると予測されています。

正直思っていたより規模は大きくない市場ですが、今後徐々に変化がある領域であるため、現在の国内の遠隔診療サービスについて簡単に調べてみました。


ポートメディカル

ポートメディカルは慢性疾患を中心に、医師による遠隔治療を提供するプラットフォーム。2015年11月にα版をリリース。2016年夏にはβ版リリース予定です。

ポートメディカルの利用者は若い世代を想定していましたが、実際には35歳以上、とりわけ40代と50代の利用者が多く見られました。まさにポートメディカルが治療対象とする慢性疾患を持つ人たちで、馴染みのない形であるにも関わらず、もっと活用したいという声が聞かれました。  
厳選な審査を経てポートメディカルに参加している医師は、普段は診察所で患者さんを診ています。メッセージを使った診断なら、患者さんを診察する合間合間などちょっとした隙間時間などに行うことができるため、兼業することでより多くの患者さんを診ることが可能になります。  (http://thebridge.jp/2016/02/port-welcomes-new-executive)



ポケットドクター

2016年2月にリリースされたポケットドクターは、MRTの医療機関・医師ネットワークを活かし、医療を必要としている人と遠隔地の医師をつなぐサービス。

サービスメニューは、「かかりつけ医診療」「予約相談」「今すぐ相談」の3種類。「かかりつけ医診療」では、いつもの先生にどこからでも再診が受けられる。患者はスマートデバイスでポケットドクターのかかりつけ医診療機能にアクセスすることで、先生と画面越しにつながれる。忙しくて通院(再診)できない時や、高齢者など通院自体が困難な患者が、気軽に自身の体調を相談したり、怪我などの患部の状態を診察してもらえる。保険適用できるのも特長だ。現在、全国1340の医療機関が賛同しており、参画する機関には4月から無償で提供する。(http://ascii.jp/elem/000/001/114/1114721/)



CLINICS

CLINICSは、診察予約やビデオ診察、必要に応じたアフターフォローまでをオンラインで行うことを可能にするプラットフォーム。導入によって①通院、待ち時間の負担を減らすビデオ診察 ②患者との情報共有を容易にするオンライン問診 ③診察後または予約料のクレジット決済 ④診察予約の24時間受付 ⑤患者の自宅へ薬・処方箋を配送前に、薬の解説の送付 がすぐに医療機関で実現できるようになるとのこと。





小児科オンライン

平日の夜18〜22時、お子様についての質問や悩みをLINEや電話、Skypeで 気軽に小児科医に相談できるサービス。親御さんの抱える①夜間、救急外来を受診すべきか迷う ②インターネット上の情報を見ても、かえって不安になる ③核家族化で、周りに相談できる人がいないといった課題を本サービスで解決する。



Dr.Photo

気になる皮膚の症状をスマホで撮影し(写真なしでも可)、1分程度で終わる問診票に記入。24時間以内に皮膚科と婦人科の医師による回答が届くサービス。

https://dr-photo.jp/




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